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米山隆一氏、石丸伸二氏の選挙ポスター代敗訴「最高裁までもっていくのは嫌がらせ」私見投稿

日刊スポーツ 2024年7月9日 16時4分

立憲民主党の米山隆一衆院議員(56)が9日、X(旧ツイッター)を更新。

都知事選に立候補して落選した石丸伸二氏の広島県安芸高田市長時代の選挙ポスター費用をめぐる裁判について言及した。

2020年、広島県安芸高田市長選で初当選した石丸伸二前市長から、選挙ポスターの製作を受注した広島市の会社が、代金の未払いがあるとして石丸氏に約72万円の支払いを求めた訴訟で、最高裁第2小法廷(草野耕一裁判長)は5日付で、石丸氏側の上告を受理しない決定をした。そして石丸氏に約72万円の支払いを命じた一、二審判決が確定した。

米山氏は「裁判で争うこと自体は否定されませんが、この手の商取引の支払い訴訟で、一審二審で負けたのに最高裁までもっていくのはただ単に意地になって相手に嫌がらせをしているだけ」と私見を披露。さらに「ネット広報の波に乗った手腕は認めますが、行政トップにしていい人とは到底思えません」とつづった。

一、二審判決によると、石丸氏と会社側は20年7月に契約を結んだ。当時、報酬額に関するやりとりはなく、会社側は同8月、報酬額を約102万円とする見積書を送付した。公費負担分の約34万円のみが支払われた。

石丸氏側は報酬が公費負担で収まるとの合意があったと主張。昨年5月の一審広島地裁判決は、そのような合意があったとは認められず、会社の見積額には相当性もあるとして、石丸氏が支払い義務を負うと結論付けた。同12月の二審広島高裁判決も支持した。

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