東京都の公式X(旧ツイッター)が10日、更新され、駐日イスラエル大使が都庁を訪問した時期を明記する投稿が記された。この日、東京都知事選で落選した蓮舫前参院議員(56)が自身のX(旧ツイッター)に投稿した、小池百合子知事とイスラエルのギラッド・コーヘン駐日大使に関連する投稿に対応したものとみられる。
都の公式Xでは「駐日イスラエル大使は、2022年4月に着任挨拶のため東京都庁に来られました。ご参考までに」と記された。
この投稿に先だって、蓮舫氏はコーヘン大使が、小池氏とのツーショット写真とともに都知事選の当選を祝福する投稿を引用。まずは「敗者ですが言わせてください」と前置きし「当選直後にこの外交は私の考えではあり得ません」と、イスラエルのガザ地区攻撃などを念頭に置いたとみられる指摘をした上で「都民の1人としても、とても残念です」と胸中を記していた。
この投稿に対し一部フォロワーから、コーヘン氏が投稿した写真が2022年に公開した小池知事とのツーショット写真と類似していることから、再掲ではないか、との指摘が寄せられた。蓮舫氏はその指摘を受け「それならばこそ、きちんと抗議撤回を要請して欲しです」と再投稿していた。
その後、10日正午過ぎの段階で、蓮舫氏の該当の投稿は見られない状態となった。