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石丸伸二氏にツッコミ?「賢い人は1聞いて10理解」意思疎通コスト高い人困る、有名作家が指摘

日刊スポーツ 2024年7月11日 7時45分

「マチネの終わりに」「ある男」などで知られる芥川賞作家、平野啓一郎氏(49)が11日までにX(旧ツイッター)を更新。政治家のコミュニケーションについて私見を述べた。

「本当に賢い人って、1を聞いただけで、或いは相手が0.3位しか上手く言えなくても、10まで理解してサクサク答えるような人ではないか」と切り出した。続けて「コミュニケーションのコストが無駄に高い人(冷笑的、恫喝的、言葉のマイ定義に拘る、話を聞かない、嘘つき、論点ずらし、etc...)は困る。特に政治家は」と投げかけた。

平野氏の投稿内に固有名詞は出てこないが、都知事選が終わった後の投稿ということもあり、約165万票を獲得して2位に入った前広島県安芸高田市長石丸伸二氏(41)について言及したとみられる。

石丸氏は選挙特番に出演した際、インタビュアーの質問に質問で返答したりするなど、一連の言動がネット上で話題となっていた。

一般アカウントは平野氏の投稿を引用する形で「今回の都知事選の結果から一躍注目が集まった候補者 よくよくこの人の話しぶりを聞いていると論点を外してまともに受け答えしない点がありますね 残された映像の中での物腰もそう SNSでいくら影響力広げても透けてくる実像には注視したいです」「確かにそう。自分は賢いと思い込み相手を下と見たら小馬鹿にし始める人ホント嫌い」「石丸の選挙後の振る舞いは本当に醜悪だった。が、彼がアンガーコントロールできず病的な幼稚さを隠さなかったことで、結果的に今後どこに行っても難しい状況になることだけ良かった。若者も馬鹿じゃない。正体を知ったら奴には入れない」などのコメントが寄せられていた。

平野氏は京大在学中の98年に「日蝕」で芥川賞受賞。石丸氏も同じく京大出身。

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