俳優平間壮一(34)、歌手で俳優松下優也(34)が11日、大阪市内でブロードウェーミュージカル「イン・ザ・ハイツ」(9月22~10月6日・東京公演、10月12、13日・京都公演など)の取材会に出席した。
移民の街・米マンハッタンのワシントンハイツで暮らす住人たちが悩みながら力強く生きる姿をヒップホップやラテンのリズムで歌う群像劇。原作者はリン・マニュエル・ミランダ。08年のトニー賞で作品賞など4部門を制した。
14年に日本初演、21年に再演を経て、3度目の上演となる。ニーナと恋仲のベニー役の松下は映画「イン・ザ・ハイツ」(21年)と比較し、「ナマでしか感じることができない、ライブ感がある」と語った。
Def TechのMicroとウスナビ役をダブルキャストで演じる平間は役柄について「何の変哲もない青年が、周りの友人とかに感化され、夢を見つけなければと焦ったりもする。最後は1つ大事なものを見つける」と説明した。
個性豊かな共演者がそろい、けいこ場が楽しみという松下は「バーベキューとかしたいな。壮ちゃんは終わると、すぐに帰っちゃうから」と話すと、平間は「帰らないよ」と笑顔。松下は「イン・ザ・ハイツっぽいパーティーをしたいな」と、お気に入りの曲をかけて、舞台以外でも時間を共有したいと願った。