Infoseek 楽天

櫻坂46藤吉夏鈴、映画初出演にして初主演 監督からの手紙に思わず涙も

日刊スポーツ 2024年7月11日 20時38分

櫻坂46藤吉夏鈴(22)が11日、都内で、初出演にして初主演の映画「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」(小林啓一監督、8月9日公開)完成披露先行上映会舞台あいさつに出席した。

同作は、高校の新聞部を舞台に、社会の隅から大人たちの闇を暴いていく高校生たちの姿を描いた社会派エンターテインメント。藤吉は文学オタクな高校1年生の所結衣を演じる。

舞台あいさつの最後、参加できなかった小林監督の手紙が披露された。「藤吉さんを最初でつまずかせるわけにはいかない。僕なりに責任と覚悟を持って演出しました」とし、「決して器用ではない藤吉さんの頑張りで、唯一無二の主人公像ができ上がりました」と読み上げると、藤吉は目に涙を浮かべた。

「今日は泣く予定じゃ無かった」とつぶやく藤吉。「この映画を作っている時に、暗い部屋の中にいるような感覚になることがたくさんあった」と初主演の重圧を口にした。「でも皆さんと1つの作品を作り上げことができて、今振りかえると幸せだった」とし、「完成した作品を見た時にいとおしかった。監督に会いたいです」と静かに話した。

「不慣れだったと思いますが、こうして皆さんにお会いできてうれしかったです」と感謝を述べた。「この映画を見ている時間だけは日々を忘れていただける空間になると思います。絶対ハッピーな気持ちで帰れると思いますので、ぜひ見てくださればうれしいです」とアピールした。

この日は、高石あかり(21)久間田琳加(23)中井友望(24)綱啓永(25)高嶋政宏(58)も登壇。新聞部部長杉原かさねを演じる高石は、藤吉を「いろんな表情を見たいと思わせるミステリアスな方」とした。「監督と本番中にアドリブで驚かせて、感情がふと変わる瞬間がかわいく映っています」と話した。

この記事の関連ニュース