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ジャズギタリスト渡辺香津美、危篤状態から意識戻る 2月に脳幹出血で倒れ入院加療中

日刊スポーツ 2024年7月12日 9時15分

脳幹出血で入院加療中のジャズギタリスト渡辺香津美(70)の現状について、妻でピアニスト、作曲家の谷川公子さんが12日までにnoteで報告した。

谷川さんは「ギタリスト渡辺香津美の今~その2」と題し、「70歳の赤ちゃんが目覚めました!」と渡辺の意識が戻ったことを報告。谷川さんが「わたしがわかるの・・・?」と問いかけると、渡辺は目に涙を浮かべて首を縦に振ってうなずいたという。その後もイエス・ノーで答えられる質問を投げかけると、握った手の動きで答えようとしていたといい、「この人生をつうじて、これほどの再会の喜びがあったろうか?これまでのすべての祈りが報われたような、あふれんばかりの情動が込み上げる」とつづった。

渡辺は2月27日に軽井沢の自宅で倒れ、緊急搬送された。主治医からは「ご主人は脳幹出血の最重症です。もう少し軽い症状であれば、目が開いたり、意識が戻ることもありますが、それも稀です」と伝えられていたという。渡辺の意識が戻ったのは、緊急搬送されてから2カ月後のことだったといい、「主治医の所見を受け入れてはいたので、これまでも、一喜一憂せずに見守ってきました。でも、奇跡は起こるのですね」と喜ぶとともに、報告が遅れたことについて「意識がもどったことだけでも、教えて欲しかった!とお叱りを受けるかもしれませんね。どうぞ、どうぞ、おゆるしください」と詫びた。

意識が戻った数日後、回復期リハビリテーションに特化した病院に転院したとのこと。現在は自発呼吸をしながらリハビリ期間を過ごしていることを伝えた。

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