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トランプ氏の三男バロン氏18歳で「政治デビュー」 選挙集会に登壇、総立ち拍手に拳突き上げる

日刊スポーツ 2024年7月12日 9時8分

ドナルド・トランプ前大統領の三男バロン氏(18)が9日、米フロリダ州で開催された父親の選挙集会に参加し、政治デビューを果たした。登壇して演説は行わなかったものの、トランプ氏が集まった観衆に向かって「バロンがこんなことをするのは初めてだ」と語り、同氏を紹介した。

トランプ氏とメラニア夫人の間に生まれた末っ子のバロン氏は、先日高校を卒業したばかり。長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏と次男エリック氏は父親の政治活動に参加しているが、バロン氏は政治からは距離を置いており、トランプ氏が大統領在任中もほとんど公の場に姿を見せることはなかった。一方、最近は「政治に関心を持っている」とも伝えられていた。

父親から紹介されたバロン氏は、座席から立ちあがるとスタンディングオベーションを受け、それに応えるようにこぶしを突き上げたり、親指を立てたりする様子も見られという。壇上のトランプ氏は「なかなかの人気ぶりだ。(長男)ドンやエリックよりも人気かもしれない」と上機嫌で、「彼は気楽な人生を送ってきたが、今は少し変わったようだ」と話し、「ドン、ちょっと話し合おう」と語って会場を沸かせる場面もあったという。

バロン氏は今年5月にフロリダ州の代議員の1人に選出され、15日にミルウォーキーで開催される共和党全国大会に出席する予定だったが、「先約」を理由に辞退。政界デビューはお預けとなっていた。(ロサンゼルス=千歳香奈子)

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