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戦略アドバイザー唐木明子氏、徳田虎雄氏の功績評価「信念を持つエネルギーは今の日本に必要」

日刊スポーツ 2024年7月12日 9時21分

戦略アドバイザーの唐木明子氏が12日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演。10日に86歳で亡くなった医師で政治家の徳田虎雄氏について、「大きな信念を持っていたからこそ、日本で一番大きな医療グループを作られた」と業績を評した。

徳田氏は鹿児島県徳之島町出身。大阪大医学部卒業後、公立病院勤務を経て1975年に医療法人徳洲会を設立した。「生命だけは平等」「24時間365日弱者の味方に」と、「医療界の革命児」として現在の医療体制の先駆けとなった。医療改革を掲げ、衆院選に「鹿児島県旧奄美群島区」から立候補。2回の落選を経て、90年に初当選した。02年には全身の筋肉が徐々に動かなくなる筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症し、05年に政界を引退。療養を続けていた。

一方で13年には公職選挙法違反に関与したとされたり、猪瀬直樹東京都知事(当時)に5000万円を提供したとされるなど、波乱に満ちた生涯だった。

「清濁併せ持つ面はあった思う。日本をよくしたいという熱意をものすごく感じた。信念を持つエネルギーは、今の日本に必要なんじゃないですか」と語った。

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