7月7日に投開票された東京都知事選で落選した蓮舫前参院議員（56）は12日、自身のX（旧ツイッター）を更新し、国会議員時代から自身の「戦闘態勢」を象徴するファッションアイテムだった白いジャケットを、手放したことを告白した。
「おはよう」とつぶやいた上で「私にとっては神聖な戦闘服？白いジャケット、たくさんリサイクルに出しちゃった。さあ、すっきり」とポストした。カジュアルな長袖シャツとデニム、サンダル姿でくつろいだ様子のモノクロ写真も投稿し、これまでの蓮舫氏のイメージと違った、柔らかな雰囲気をにじませた。
蓮舫氏は国会議員時代、参院予算委員会で時の首相と対決する際など、白いジャケットが定番だった。今回の都知事選でも5月28日の出馬表明以降、白を基調にしたジャケットやシャツをまとい、白は蓮舫氏にとって「戦闘カラー」だった。それだけに、今回の蓮舫氏の投稿には、永田町でさまざまな臆測が出ている。
蓮舫氏は今回、都知事選で敗れても、次期衆院選への「くら替え出馬」論が取りざたされてきた。ただ、2位の石丸伸二・前広島県安芸高田市長にも届かず3位に沈み、所属した立民だけでなく自民党内でも驚きの声があがるほど、想定外の惨敗となった。そんな経緯もあり、次期衆院選へのくら替え出馬は見送るのではないかとの見方が強まっている。
蓮舫氏の投稿には「蓮舫さんの白いジャケット姿の思い出はたくさん脳裏に焼きつけてます。次のステージまで、のんびり過ごしてくださいませ」「えええ、処分したんですか？シン・戦闘服で、勝負だね！」「まぁ ゆっくり してよ」「必要になれば新調すればいいですからね」など、さまざまなコメントが寄せられた。