落語家の桂小文枝（73）が12日までにX（旧ツイッター）を更新。芸歴55年にちなみ、全国55カ所での落語会プランを公表した。
「商店街、お寺、神社、学校、地域のお祭りなど 小さな場所から大きな場所まで行かせていただこうと思います」「私の55回の出演料はすべて最後の能登半島公演で置いて帰ります」と計画を明かした。
「空き店舗など小さな会場でやる場合 ビールケースを積んで上にベニヤかダンボールを置いて赤毛せんを敷けば手作り立派な落語舞台になります。地域寄席なんかはこうやってますよ」と具体的な方法を語り、会場提供を幅広く呼びかけている。
小文枝は1969年（昭44）、5代目桂文枝（当時は3代目桂小文枝）に入門。桂きん枝を名乗り、親しみやすいキャラクターで売れっ子となった。MBSテレビ「ヤングおー！おー！」やABCテレビ「プロポーズ大作戦」などに出演。17年、小文枝を襲名した。