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山崎怜奈が都知事選を総括「バズとディスが目立つあまり…」石丸伸二氏には直接触れず

日刊スポーツ 2024年7月13日 10時12分

慶大環境情報学部を卒業した元乃木坂46のタレント山崎怜奈(27)は13日、日本テレビ系「ウェークアップ」(土曜午前8時)に出演し、小池百合子氏が3選された7日投開票の東京都知事選について「総括」した。山崎は、都知事選投開票日に放送されたフジテレビ系の選挙特番で、小池氏の約291万票に次ぐ2位の165万票を獲得した前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)との「生応酬」が話題になった。

「ウェークアップ」ではこの日、都知事選の結果を振り返る形で放送。石丸氏が選挙事務所でメディアとの質疑応答に応じる様子を伝えるVTR画面の左上に、山崎の表情がワイプされる場面もあった。

山崎はVTR放送後、コメントを求められ「選挙は本来、マニフェストの密度が注目されるはずなんですが、今回の選挙戦略においては、政治への関心がライトな人に向けて話題になることも必要だし、バズるためにセンシティブを利用するのも手段の1つとして見えた」と指摘。一方で「何かに対する敵意の中心人物、それをそこに向かう正義の味方のような装いで打ち出し方や語気が強かったりすると、インパクトがあるし、その勢いに期待を抱きやすいというのは、どういう業界でもよくある現象ですが、選挙においてはバズとディスが目立って、そのあまり、肝心の政策議論が希薄になっていったり、終わっても落選者へのバッシングや悪質な話題づくりが横行するのは、未来につながらない」と持論を口にした。

「未来を考えると、立場が異なる多くの人の声を受け止める時に、言葉の行間を読んだり、理解しようとする姿勢を見せるというのが、それは能力ではなく余裕なんです。そういう余裕のある人に都政をお願いしたいし、今回の当選者や自分が投票した人の今後の振る舞いを注視していきたいと思っています」と、前向きに語った。

石丸氏に直接言及することはなかったが、選挙に対する持論があふれる形となった。

ゲスト出演したジャーナリスト堀潤氏が、5位の得票を獲得した東大卒のAIエンジニア安野貴博氏(33)の街頭演説には、未来の有権者である12歳や16歳の若者が駆けつけていたと紹介し、今後の選挙のあり方に触れると、山崎は「だれも排除せず、すべての人にリスペクトを持っていきたいですよね」と応じた。

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