フリーアナウンサーの古舘伊知郎（69）が14日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」（日曜午前10時）に出演。昨年末に「週刊文春」に女性への性行為強要疑惑などを報じられたダウンタウン松本人志（60）の文藝春秋との裁判をめぐり、7月11日発売の「週刊文春」が被害告発女性の出廷妨害をしているとの報道をについて、松本側の代理人が否定したことについて言及した。
当該記事を読んだと明かし「もし松本さんが、そして弁護士が、そうやって探偵事務所を雇って、A子さんをずっと張り込んで内偵したのであれば、文春側は探偵の探偵をやってるわけですよね」と切り出した。
続けて「本当にキリがないなと思って。僕は根本は何で裁判に持ち込まれたかっていえば、やっぱり同意があったのか、不同意なのかっていうことで、双方が名誉をかけて戦う法廷っていうのがあって。今どきの裁判で真実がつまびらかになるとは思いません」とした上で「ゲーム性もあるし、真実相当性をめぐって、どっちが勝つかっていう勝ち負けでもあると思う」と語った。
さらに「しかし、決着が付かないから名誉をかけて、名誉毀損（きそん）も含めて法廷に持ち込まれたことを、その周辺で騒ぎすぎな気がするんですよ。もう、裁判行く前に何やってるんだろうってちょっと思ったりする。もっとゆったり待てないのかと。双方の名誉がかかってるんだからと思ったりするんですけど」と私見を述べた。
松本の代理人、田代政弘弁護士は11日に都内で取材に応じ、同弁護士らによる被害告発女性の出廷妨害や、探偵をつけて素行調査を行っていたとされる報道について、一部内容について否定している。一方の週刊文春側は田代氏の説明には事実誤認や曲解が含まれていると主張しており、次号で明らかにするという。