NHKは14日、横浜流星主演25年大河ドラマ「べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～」の追加キャストを発表した。渡辺謙演じる江戸時代中期の老中、田沼意次の時代を生きた江戸城の人々の配役が明かされ、長谷川平蔵役を中村隼人、一橋治済役を生田斗真、徳川家治役を眞島秀和、知保の方役を高梨臨、徳川家基役を奥智哉、田安賢丸役を寺田心、大崎役を映美くらら、松本秀持役を吉沢悠、佐野政言役を矢本悠馬、松平康福役を相島一之、松平武元役を石坂浩二が演じる。
今作は1700年代の江戸を舞台に“江戸のメディア王”と呼ばれた横浜演じる「蔦重」こと蔦屋重三郎の生涯を描く。脚本は17年大河ドラマ「おんな城主 直虎」などを手がけた森下佳子氏が担当。これまで橋本愛が重三郎の妻、てい役を演じることをはじめ、水野美紀、かたせ梨乃らの出演も発表されていた。
14年ぶり12作目の大河出演となる石坂は「久しぶりに大河ドラマの撮影に臨みましたが昔から変わらない独特な雰囲気と伝統的な熱気を感じ感動しました。約15年ぶりに渡辺謙さんと新しい作品でご一緒できるのが楽しみです」とした。