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少女歌劇団ミモザーヌ、8・4から定期夏公演 20歳卒団ルールで1期生すずきゆいのラスト公演

日刊スポーツ 2024年7月15日 5時0分

吉本興業が手がけ、広井王子氏(70)が総合演出を務める少女歌劇団ミモザーヌが8月4日から東阪で定期夏公演「ジャングル・レビュー~Living」を行う。メンバーは20歳で卒団となるルールがあり、今回で1期生のすずきゆい(20)がラスト公演となる。毎回ミュージカルパートとライブステージの2部制で行っており、1部ではジャングルでの「生きる」をテーマとした舞台を届ける。

多くのメンバーが動物役を演じる中、1部で唯一のハンター役を担う団長のいわむらゆきね(18)は「基礎レッスンも重ねてレベルアップできていると思いますし、とにかくパワフルに頑張りたい。ジャングルに生きる動物とハンターの姿を通して命の尊さ、生きることの素晴らしさをお届けできたら」と意気込んだ。

公演では毎回、特徴でもあるアクロバット披露のほか、フラメンコや日本舞踊、三味線を取り入れたパフォーマンスなども披露し、観客を楽しませている。今回は練習を積んだ詩吟と剣舞を披露予定といい、卒団も控えるすずきは「私は1部ではシマウマを演じます。良い公演をみなさんにお届けできたら」と語った。 ちばひなの(17)は、すずきの得意なダンスを生かせるようメンバー同士で試行錯誤していると明かし「ゆいのダンスは魅力的。それを出していける構成を考えているところです」と話した。

公演は8月4日に大阪・YESシアター、同17日に東京・ニッショーホールで行う。

◆少女歌劇団ミモザーヌ 広井王子氏が総合演出を手がけるレビューカンパニー。「清く。明るく。麗しく。」をテーマとしており、メンバーは11歳以上で20歳を迎えると卒団となる。18年に1期生のオーディションが行われて、応募総数736人から14人が選ばれた。現在は5期生まで約20人が所属。20年12月30日に配信で旗揚げ公演を開催した。グループ名は花の「ミモザ」に由来し、ミモザの花言葉は「友情」「優雅」とも言われている。

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