料理愛好家の平野レミ（77）が出演するNHKの人気シリーズ「平野レミの早わざレシピ！2024夏」が15日午前、放送された。NHKでは原則伝えない具体的な商品名を平野が何度も口にしたため、アシスタント役の安藤佳祐アナウンサーが冷静な口調であわてるドタバタが展開された。
平野が、手軽に作れるレシピを紹介しながら、ゲストとともにおいしい料理を次々と完成させていく、季節ごとに生放送されている恒例の生放送番組。この日、平野は、発表した13種類のレシピの中の1つ「復活そうめんピザ」を、女子レスリング五輪3連覇の吉田沙保里さん（41）とともに仕上げていった。
そうめんを使ったピザをフライパンの中で焼き上げた後、平野は吉田に「そこにさ、タバス…タバスコって言っちゃいけないの知ってる？」と、商品名を口にしながら話しかけた。そのため、安藤アナは「商品名はお控えください。ホットペッパーソースです」と、訂正。2人の様子を見守っていた出演者の1人、ハライチ澤部佑は、両手で「×」をつくりながら「危ない。レミさん、ギリギリセーフでした」と呼びかけた。 しかし、次にコメントしたタレント中山秀征が「レミさん、それ、なんていうんですか」と問いかけると、平野は「これ、ホットペッパーソース。絶対『タバスコ』じゃない」と再び商品名に言及した。
吉田の悲鳴のような笑い声が聞こえたかと思ったら、安藤アナは「NHKです。生放送でお送りしております」と、再び視聴者に説明。中山は「ギリギリセーフ」といいながらも「赤くて辛いヤツ、でいいんでしょうけどね」とフォローに追われた。
そうしたドタバタのさなかでも、平野はフライパンから皿にピザを移してバジルをちりばめると「ハイ、復活そうめんピザの完成で～す」と決め文句を口にして、何もなかったかのようにその場を乗り切った。