窪塚愛流（20）が15日、東京・丸の内ピカデリーで行われた映画「恋を知らない僕たちは」（酒井麻衣監督、8月23日公開）“恋僕胸キュン祭り”完成披露試写会で、劇中で親友を演じた映画初主演の、なにわ男子・大西流星（22）から撮影中「愛流ちゃん、赤ちゃん」と呼ばれていたと暴露された。
窪塚は劇中で、大西演じる英二の親友・直彦を演じた。莉子（21）演じる、英二がひそかに思いを寄せる幼なじみの泉と付き合っている役どころだ。「すごいなと思うところが、いっぱいあった。大人っぽい…高校生で包容力があり、友達にも彼女にもできる性格は、当時の僕にはない。今の自分も憧れるし、当時の自分も憧れたクールな格好良さを、キザではなく自然にやっている男の子を演じました」と評した。
すると、大西から「原作を読んだ時から、愛流が演じると、すぐイメージできた。会ってみると、メチャクチャ、かわいらしい一面を持っていて、本当に赤ちゃんみたいな。みんなから『愛流ちゃん、赤ちゃん』と呼ばれていました」と暴露された。HiHi Jets猪狩蒼弥（21）も「僕も『愛流ちゃん』と呼ばせていただきました」と続いた。さらに「実際、この（出演陣の）中で最年少。本当に弟みたいで『何、考えているの？』と聞いたら、『今日の夜ご飯、どうしようかなとか』言われ、あまりにかわいかった。俺の中ではヒロイン。守るべき対象だった」とまで言われた。
ただ、窪塚の中では「赤ちゃん」と呼ばれることは「まぁ…OKではないですけど…」と納得はしていなかったようだ。猪狩から「ごめんなさい」と言われると「恥ずかしいけれど、愛されるに越したことはない」と笑顔で気を取り直した。
今作は、今年4、5月に九州でオールロケで撮影され、クランクアップから、わずか3カ月という驚異的なスピードで公開となる。窪塚は「5月に撮影して、こんなに早く届けられるのをうれしく思う。完璧に最高傑作にしてくださった監督に感謝」と酒井麻衣監督（32）に感謝。大西も「4、5月…つい最近、撮影してたんちゃうかなと思うくらい。届けられてうれしい」と喜んだ。
◆「恋を知らない僕たちは」高校2年の英二（大西流星）と直彦（窪塚愛流）は中学からの親友同士で、英二はおさななじみの泉（莉子）にひそかに思いを寄せていたが、泉は直彦と付き合っていた。さらに、泉と同じクラスの、小春（齊藤なぎさ）は直彦に心を奪われ、瑞穂（志田彩良）は英二を意識し始め、太一（（猪狩蒼弥）は瑞穂を一途に思う。片思いが交錯する6人の恋の行方は？