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少女歌劇団ミモザーヌちばひなの、すずきみあい「後悔のないよう」同期すずきゆいとラスト共演

日刊スポーツ 2024年7月16日 14時56分

吉本興業が手がけ、広井王子氏(70)が総合演出を務める少女歌劇団「ミモザーヌ」の、ちばひなの(17)と、すずきみあいムェンドワ(19)が16日、大阪市内で夏公演「ジャングル・レビュー~Living~」取材会に出席した。

公演はミュージカルと、ライブステージの2部制。第1部のミュージカルでは、ジャングルを舞台にした動物たちの“生きる”姿をレビュー仕立てにし、メンバーが動物になって歌い踊る。

ともだりのあ、こじまさいか、ひろせしづく、との4人でフラミンゴ役に挑むちばは「4人でより話し合って、1つのチーム感を出せるように。動き1つ1つのスマートな感じも表現していきたい。フラミンゴを自分の中にしっかり憑依(ひょうい)させたい」。

クロヒョウを演じるみあいは「動物を演じることはなかなかないので、一番近いのはネコかなと思って、道路とかにいるネコを見てました」と動きを研究。「他のメンバーも動物園に行って研究しているので、注目してほしい」とアピールした。

同劇団は20歳になると卒団する決まりになっており、シマウマ役を務めるすずきゆい(20)は今回が卒団公演になる。ちばとみあいは、ゆいと同じ1期生として活動をともにしてきた。

ちばは「同じ1期生として頑張ってきたから通じるものがあるし、仲間意識もライバル意識もある。ゆいは私が持っていないものを持っていて、刺激を受けることがたくさんある。残り1カ月、ゆいから吸収できるものをすべて吸収して、後悔のないようにやりたい」。

一方、みあいはこれまで、ゆいと演目で一緒になる機会が多かった。みあいがソロパートで歌う際に、ゆいがダンスを務め、よりよいパフォーマンスのために激論も交わしたこともあり、「他のメンバーとは少し違う関わり方もさせてもらった。技術面でもお互い成長できた期間が長かったメンバー」だという。

それだけに、「ミモザーヌとしてこの公演が最後と思うと、今まで以上に話し合って、より思い出に残る楽曲にしたい」と思いを込めた。

公演は8月4日に大阪・YESシアター、同17日に東京・ニッショーホールで行われる。

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