TOKIOの城島茂（53）が16日、都内で「ふくしまプライド。」新CM発表会に出席した。
TOKIOがCMキャラクターに就任し今年で13年目。12年に起用されてから、福島県産の農林水産物や観光サービスを発信してきた。新CMは「夏野菜」「桃」「水産物」篇の3ストーリーで、松岡昌宏（47）国分太一（49）も出演する。
CMはTOKIOのメンバーが生産者の思いを代弁する演出となっている。福島県の内堀雅雄知事（60）は「TOKIOの皆さんが生産者に成り代わって代弁する姿に心がドキッとしました」と感慨。CMを監督した、福島県クリエーティブディレクターの箭内道彦氏（60）は「城島さんから順番に撮ったんですが、松岡さんたちが城島さんがちゃんと撮れているか心配していて。仲良いなって思いました」と撮影の裏話を明かした。CM内では3人が歌唱した合唱曲「見よ 勇者は帰る」が流れる。「松岡さんがレコーディングしたのは久しぶりと言っていて。音楽でも出演でもフルでやってくれた」と感謝した。
内堀知事は、東日本大震災後の前後で深い交流を続けるTOKIOへの感謝の思いは強い。TOKIOを「ファミリー」とも表現。「福島で農業をやりたい人が増えてきたんです。TOKIOさんのCMが沖縄や関西でも流れたおかげなのかなと思っています」と影響力の大きさを明かした。
城島は福島の自然が生み出す食を通じ、「笑顔」が生まれることを願い「CMを通して、生産者の皆さんの思いが伝われば」と願った。
新CMは17日から福島県内、関東、関西などで順次放送される。「お米」「牛肉」篇も秋以降に放送を予定。