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「24時間テレビ」21年ぶりメインパーソナリティー置かず 総合プロデューサー語るそのワケ

日刊スポーツ 2024年7月17日 10時33分

日本テレビ系「24時間テレビ47」の制作発表会見が16日、都内の同局で行われた。

今年は03年以来、21年ぶりにメインパーソナリティーを置かず、24組の出演者がそれぞれの思いに沿ったチャリティー企画を行う。第1弾として、相葉雅紀、池崎慧(サンシャイン池崎)、岩田剛典、有働由美子、笑点メンバー、長嶋一茂、ヒロミ、松平健、やす子の9組が発表された。その他の出演者は、今後随時発表していく。

吉無田剛総合プロデューサー(P)は、今回の方式への変更について、番組の形が「46回の歴史の中で良くも悪くも固まってきてしまった」と語り「これは今年はこういうほうがいいんじゃないかというものを点検していく中で、今回は僕らが届けたいチャリティーを背負ってくれる方、一緒に考えてくださる方を、世代やジャンルを超えて、1人1人お声がけしていきました」とした。

メインパーソナリティーは長年、旧ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)所属タレントが務めてきた。

吉無田Pは「見え方という部分で影響はすごく大きいと思います。実際のところは、今回相葉(雅紀)さんともご一緒させていただきますし、これからの発表の中で企画の趣旨に賛同した方が個人で参加することもあると思います。それはどの事務所のどの出演者の方も等しく、賛同していただけたら前に進むものだと思いますので影響というところは、いわゆる見た目的なところほど感じてはいません」と話した。

今回の総合司会は羽鳥慎一、水卜麻美アナの2人にくりぃむしちゅー上田晋也が加わった3人体制に。チャリティーランナーは、やす子が務める。

恒例のスペシャルドラマは番組の初代総合司会、萩本欽一と4年前に他界した妻澄子さんの物語を描く。岩田は企画として、ライブアート×オークションの新企画「アート作品を乗せた夢の999号ライブペイント&オークション」を開催。24時間以内にペンキアート作品を描き、会場の両国国技館で生オークションも行う。

また、能登半島地震の復興支援を目的としたチャリティー音楽イベントを神奈川・横浜のぴあアリーナMMで開催することも決定。メイン会場の両国国技館とも中継をつなぎ、音楽の力で愛を届ける。出演アーティストは後日発表するという。

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