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杜このみ、夫・高安も新曲にお墨付き「これは紅白間違いない」初出場へ「目標にしなくては…」

日刊スポーツ 2024年7月17日 16時44分

演歌歌手の杜このみ(35)が17日、都内で新曲「夕霧港」発売を記念したライブを開催した。事前に報道陣の囲み取材に応じ、新曲への思いや家族からの反応を明かした。

この日発売となった新曲「夕霧港」は、霧に包まれた情景を心模様に重ねた深い味わいのある作品で、作詞を円香乃、作曲を岡千秋が手がけた。杜の地元・北海道の白老町にある虎杖浜(こじょうはま)を舞台とし、ロングヒットとなった前作「葦風峠」に続き切ない女心を表現している。「北海道出身なので、北海道を風景にした作品を表現させていただくのは幸せ。演歌歌手として一皮むけた杜このみを見せることができたら」と意気込んだ。

私生活では20年に大相撲の高安と結婚。この日は袖に「JAPAN」、背中に「必勝」と書かれたハッピを身に着け、26日に開幕を控えるパリ五輪を意識。アスリートの妻として、大会への関心も強いが、自身は運動が苦手という。ただ「バレーボールはすごく好き。中学生の時部活をやっていたとすればバレーボール。見るのもするのも好きなので注目していきたい」と注目競技を挙げた。

現在は2児の母。3歳の娘について「歌うのが好きで、2日のお誕生日にハッピーバースデーの歌を歌ってくれたんですけど音程がぴったり。音感はばっちり付いているので将来は有望か」とデレデレ。長男については「息子はお相撲にものすごく興味を持っていて。夫がしかめっ面でおなかをぽんぽんとたたくルーティンを息子もやっていてすごくかわいい」と目尻を下げた。

今回の新曲は、演歌歌謡好きの高安も既に聞いてくれたといい「これは紅白まちがいないねって言ってました(笑い)」とお墨付きをもらったという。昨年デビュー10周年を迎え、より弾みを付けていきたいところ。初の紅白出場への意識も持つ。「作品と巡り合うということは、魅力を世の中に伝えるのが自分の使命、役割。紅白に初出場することは自分の夢でもありつつ、ファンの皆さまとの夢でもある。作品を世の中に広げるという意味でも目標にしなくてはいけないことなのかなと思います」と年末の大ステージを思い描いた。

◆杜(もり)このみ 1989年(平元)7月2日、札幌市生まれ。4歳から小路(こうじ)流民謡尺八道鴎嶋軒(おうとうけん)三代目家元の松本晁章氏に師事し民謡を学び、数々の全国大会で優勝。小路流民謡道師範、民謡三橋流名取(三橋このみ)。13年5月に「三味線わたり鳥」でデビューし、日本レコード大賞新人賞を受賞。17年に同賞の日本作曲家協会選奨受賞。最新曲は「郷愁おけさ」。身長157センチ。

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