歌手大塚愛（41）にとって初の個展となる「AI OTSUKA 20th ANNIVERSARY ART EXHIBITION AIO ART」（18日から、東京・スパイラルガーデン）の取材会が17日、同所で行われた。昨年メジャーデビュー20周年を迎え、節目のタイミングで自身の楽曲をテーマに描き下ろした作品を展示する。
昨年春頃から個展の準備を重ねてきたといい「もう胸がいっぱい」と笑顔。「これまでの20年を大事にしながらも、これからの20年につないでいく新しい門出になったら」と話した。
19年から油絵を本格的に描き始め、書道やフラワーアレンジメントにも取り組むなどマルチな才能を発揮。今回展示される80作品のなかには半年ほどかけて制作したものも。「追い求めるものに実力が伴わなくて…。ほとんど作業は苦しいですね」と苦笑いした。
この20年を回想し「1年1年積み重ねるほどに、周りの方の協力やファンの皆さまの応援がすごく大事でかけがえのないものだと実感します」。アートについても「自分の個性をいま一度探りながら、しっかりとしたビジョンを持って突き詰めていきたい」と意気込んだ。【玉利朱音】