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日本棋院の青木喜久代理事「ゆくゆくは世界リーグを」初の団体戦「日本女子囲碁リーグ」展望語る

日刊スポーツ 2024年7月17日 21時33分

日本棋院の創立100周年記念式典が17日、東京都港区の「ホテルオークラ」で行われた。100年前のこの日、発足し、囲碁界の歴史をつくってきた。式典に続いて行われた祝賀会では、新たに始まる初の団体戦「日本女子囲碁リーグ」の5チームの所属棋士各4人がユニホーム姿で、それぞれの監督とともに登壇。抱負を述べた。

同リーグは、「チームセンコーグループ」(監督=吉原由香里六段、選手=上野愛咲美女流立葵杯、牛栄子四段、万波奈穂四段、井澤秋乃五段)、「チーム囲碁将棋チャンネル」(監督=鈴木伸二八段、選手=藤沢里菜女流本因坊、星合志保三段、徐文燕二段、高山希々花初段)、「チーム名古屋」(監督=下島陽平八段、選手=高雄茉莉二段、加藤千笑三段、王景怡四段、羽根彩夏二段)、「チーム若鯉」(監督=山本賢太郎六段、選手=上野梨紗女流棋聖、鈴木歩七段、奥田あや四段、大森らん二段)、「チーム福岡」(監督=鶴山淳志八段、選手=柳原咲輝初段、謝依旻七段、向井千瑛六段、辻華三段)という構成。各チーム、「優勝を目指す」とV宣言が飛び出した。

今月27日の第1ラウンドから始まり、来年5月の第10ラウンドまで総当たり戦を行う。リーグ1位と2位のチームが来年6月28日に東京・市ケ谷「日本棋院」で決勝戦を行う。優勝賞金は500万円、準優勝250万円。

日本棋院の青木喜久代理事は、「中国や韓国にも女子リーグがある。ゆくゆくは世界リーグを行いたい」と展望を語った。

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