元テレビ朝日社員の玉川徹氏は18日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、16日(日本時間17日)に行われたMLBオールスターゲームに登板したカブス今永昇太投手(30)の好投を受けて「これから、個人的に注目したくなった」と評した。
今永は、日本人ルーキーとしては1995年(平7)の野茂英雄(ドジャース)以来の登板。ナ・リーグの4番手で登板し1回無安打無失点の快投をみせた。
その今永の試合での様子がVTRで紹介されると、木曜コメンテーターの弁護士、結城東輝氏が「今永先生は…」と語り始め「『今永先生』はファンの呼び方なんです。彼は詩人ですし、すごくロジカルな方」とファン目線で言及。
「そうなの?」と驚く玉川氏に対し「アメリカに渡米して1年目で(オールスターに)選ばれる選手はいろんな方がいらっしゃるが、投げる選手は野茂さん以来。久しぶりなんですよ、1年目から日本人ピッチャーが投げるというのは。それくらい結果を残されて、エース級の活躍をされている」と、前半戦の活躍を絶賛した。
すると玉川氏は「僕も先生と呼ぼう」と応じた。今永が、試合後の会見で、ホームランを打ったドジャース大谷翔平投手(30)について「彼はこの場でもスターになってしまうのかと、ちょっとジェラシーを感じました」と笑いを取ったことを念頭に「『ジェラシーを感じました』というのは、なかなか言えそうで言えないこと。ちょっと、そういう意味で個人的に注目したくなった。先生を」と述べた。
玉川氏は大谷ファンを公言しているが、「投げる哲学者」と称される今永にも興味を持ったようだ。
「今永先生」は17日、日本のX(旧ツイッター)で、トレンドワードにもなるなど話題を集めた。