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立花孝志氏、都知事選無効を選管に申し出「我々も被害」「選挙が不平等に行われた」などと主張

日刊スポーツ 2024年7月18日 17時19分

政治団体「NHKから国民を守る党(NHK党)」の立花孝志党首(56)は18日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、7日に投開票された東京都知事選挙の結果は無効とする申し出を、都選挙管理委員会に行う考えを明らかにした。

「東京都知事選挙無効の申出を本日東京都選挙管理委員会に行います!」と投稿した上で、立花氏自身が語る短い動画をポスト。立花氏はその中で「本日、こないだ行われた東京都知事選に対して、ポスター掲示板が8人分足りなかったことについて、それを理由に選挙無効の申し出を東京都選挙管理委員会に行います」と言及した。

N党は、史上最多の56人が立候補した都知事選に24人を擁立したが、候補者とは関係ない図柄のポスターを掲示板にはるなどし「掲示板ジャック」などの行為が問題になり、批判を浴びた経緯がある。一方で、掲示板は48人分しか掲示できず、届け出が49番目以降の8候補者はクリアファイルにポスターを挟んで画びょうで固定する手法を都選管が要請したものの、雨風で折れ曲がるなどのケースが散見された。そのため、他の48人の候補者との間で不公平だとして、都選管に選挙無効の異議申し立てを行う候補者が相次いでいる。

立花氏はこうした経緯を念頭においてか「我々も被害を受けています。ポスターをはれないなんて、我々が届け出を出した後から聞いた話」と主張。「まるで我々の大量立候補がポスターをはれない原因をつくりだしたみたいに報道されていること、何よりも選挙が不平等に行われたことで、無効の申し出をしておかないといけないと思っています」と、持論を展開した。

選管に自ら出向く理由については「選管との証拠の音声なども残っており、私が直接やることにしました」と述べた。

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