Infoseek 楽天

蓮舫氏、堀井学議員の強制捜査に「終わらない政治とカネ」「このような不祥事になぜ陥ったのか」

日刊スポーツ 2024年7月18日 17時22分

7月7日の東京都知事選に出馬した前参院議員の蓮舫氏(56)は18日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、地元有権者に秘書を通じ自らの名前で香典を渡していた疑惑でこの日、関係先が東京地検特捜部の強制捜査を受けた自民党の堀井学衆院議員(52)について、厳しく批判した。

堀井氏は、1994年リレハンメル冬季五輪スピードスケート男子500メートルで、銅メダルを獲得したオリンピアン。2012年衆院選で北海道9区から出馬し初当選し、現在4期目だが、この日、衆院議員会館の事務所など関係先に、東京地検特捜部が公選法違反容疑で家宅捜索を行った。堀井氏はこれを受け自民党に離党届を提出し、即日でスピード受理された。

蓮舫氏はXに、国会議員時代から追及を続けた政治とカネの問題に触れながら「終わらない政治とカネ。あれだけ、スポーツで魅了した方が政界に入ってこのような不祥事になぜ陥ったのでしょう」とした上で「政治に金がかかる、かければかけるほど有利な世界は世論と遠い」と投稿した。

堀井氏は、派閥パーティー裏金事件の舞台となった安倍派に所属。派閥から計2196万円のキックバックを受けたことが分かっているが、政治資金収支報告書に未記載だったことが分かっている。今回の疑惑は、裏金事件の捜査の一環で浮上したとみられている。

この記事の関連ニュース