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「トランプほどタフな人はいない」ハルク・ホーガンが共和党大会で応援スピーチ、35年来の知人

日刊スポーツ 2024年7月19日 12時7分

日米マットで活躍したレジェンドでプロレスラーの「超人」ハルク・ホーガン(70)が18日(日本時間19日)、ウィスコンシン州ミルウォーキーで行われている共和党大会に登壇し、今年11月の大統領選での再選を目指すトランプ前大統領(78)への支持演説を行った。CNNなど米メディアが生中継で報じた。

ホーガンは、トランプ氏との出会いについて振り返り「35年前から知っている。前回、私がリングに上がった時、トランプ氏が見守る中で私はタイトルを奪取することができた」と述べ、長年の親交があることを明かした。「エンターテイナーとして政治から距離をおいてきたが、(バイデン政権の)この4年で起きたことを見て、黙っていることができなくなり、だから今日はここに来た」と、トランプ氏の支持演説を受けた理由を説明。「トランプ氏が11月に大統領選で当選すれば、私たちみんながチャンピオンになれるんだ!」と聴衆に呼びかけた。

「彼は常に愛国者で、自分の思いを率直に語る人だ」とした上で「私はこれまでさまさまな相手と戦ってきた。タフだったやつも知っているが、トランプ氏ほどタフな人間はいない。捜査や弾劾、刑事裁判などさまざまなものが彼に投げつけられたが、それでもまだ彼はここで戦っている」と主張。「バイデン政権で治安も経済も国境も一気に崩れた。解決できる人間はトランプ氏しかいない。私たちがアメリカの夢を生きてきたように、次世代にもアメリカの夢を生きてほしい」と述べ、最後は「多くの悪いやつら。トランプ氏やその支持者が声をあげたときに、何が起きるか覚悟しておけ」と「反トランプ」を挑発するように叫び、演説を終えた。

トランプ氏は、ホーガンの演説後に続く「USA!」コールに、自身も右手のこぶしをにぎりながら応じていた。

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