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トランプファミリー大集結 共和党大会にメラニア夫人、長女イバンカさんらが久しぶり公の場に

日刊スポーツ 2024年7月19日 12時21分

今年11月の米大統領選で大統領への返り咲きを目指すトランプ前大統領(78)は18日夜(日本時間19日午前)、ウィスコンシン州ミルウォーキーで行われている共和党大会最終日に登壇し、党大統領候補として指名受諾演説を行った。CNNなど米メディアが生中継で報じた。

トランプ氏の登壇前には、会場に設けられたVIP席に、トランプファミリーが集結した。前日のスピーチに登場した長男のドナルド・トランプ・ジュニア氏や次男のエリック・トランプ氏に加え、トランプ政権で大統領補佐官を務めた長女イバンカさん(42)も、政権の元上級顧問、夫のジャレッド・クシュナー氏とともに、久しぶりに公の場に登場した。

イバンカさんは、トランプ氏が溺愛していることで知られてきたが、バイデン政権になった後は、公の場には姿を見せることはほとんどなくなり、父とも距離を置いてきたとされる。トランプファミリーが経営する企業の不正に関する民事裁判では、イバンカさん自身が証人出廷した。自身の関与は否定したが不正の有無を明言せず、トランプ氏との「溝」が指摘されてきた。

トランプ氏の今回の大統領選出馬にも慎重とする報道もあったが、この日は、白いワンピース姿でほかのトランプファミリーと同じエリアの席に座り、父の指名受諾演説を見守った。

また、トランプ氏の妻メラニアさん(54)も共和党カラーに合わせた赤いスーツ姿で登場した。メラニアさんもトランプ氏が大統領の座を去った後は公の場で姿を確認されることはほとんどなくなり、ニューヨークのトランプタワーや、フロリダ州の大邸宅「マー・ア・ラーゴ」などで過ごしているとされてきた。指名受諾演説の中で、トランプ氏から感謝を伝えられると、メラニア夫人は席から立ち上がり、手を振って応じた。

トランプ氏とメラニア夫人の長男で、政界デビューが取りざたされているバロン氏(18)は、会場には姿をみせなかった。当初、米メディアの間では、バロン氏のスピーチがあるのではないかとの臆測も出ていた。

CNNによると、トランプ氏の指名受諾演説は1時間30分あまりにわたった。演説が終わるとファミリーはステージに集結し、トランプ氏はメラニア夫人のほおにキスをするなど上機嫌で、聴衆の声援に応じた。

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