21年東京五輪で卓球混合ダブルス金メダルの水谷隼氏（35）が19日、X（旧ツイッター）を更新。パワハラ疑惑や“おねだり”疑惑などを告発されている兵庫県の斎藤元彦知事について言及した。
斎藤氏をめぐっては、同氏のパワハラ疑惑や“おねだり”疑惑などを告発する文書を配布し、懲戒処分を受けた元県西播磨県民局長の男性（60）が7日、死亡しているのが見つかった。19日に開かれた県議会の調査特別委員会（百条委員会）では、証人として出席する予定だった元県民局長が書き残した陳述書や、おねだり疑惑を示す斎藤氏の音声データなどが公開された。
音声データには「ワインをちょっとまだ私は飲んでいないので、ぜひまた。この間はイチゴ、じゃこ、塩はあれですけど、また折をみてよろしくお願いします」という、22年11月に出張先で特産ワインを首長らに求めた発言が記録されていた。斎藤氏は同日、報道陣の取材に対し、音声は自分の発言だと認め、ワインを受け取って飲んだことを明らかにした。
水谷氏は「最近告発者（週刊誌）が叩かれるパターン多いから、もともとつかんでたネタを1番売れそうな時期に情報提供（週刊誌が）して、来週くらいに『本誌だけが入手したスクープ写真』って出して部数稼ぐ戦略に変更したのかな…知らんけど」と推測しつつ、「明日神戸でトークショーあるから言うか迷ったけど、知事は辞職したほうがいい」と思いをつづった。