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ハイヒール・リンゴ、宮田笙子選手の出場辞退に「なんとも言えない思いに」

日刊スポーツ 2024年7月20日 18時43分

漫才コンビ「ハイヒール」リンゴ(62)が、20日放送のカンテレ「ドっとコネクト」(土曜午前11時20分=関西ローカル)に出演。体操日本代表女子の宮田笙子選手(19)が、飲酒と喫煙があったとしてパリ五輪の出場を辞退したことについて私見を述べた。

五輪まであと1週間というタイミングに、リンゴは「すべてのタイミングが最悪ですよね。あと2カ月待ったら20歳になるし、もう少し待ったらオリンピックも終わるし。このタイミングでリークがあって、出場辞退があって、(メンバー変更できず)4人で戦わないといけない。すべてのタイミングが最悪な状態」と述べた。

続けて「どんな判断を下しても、誰かが絶対に何かを言うと思う。軽い判断をしたら『それは軽すぎるんじゃないか』、(処分を)重くしたら『重すぎるんじゃないか』って言われる典型的な事例」と指摘した。

さらに、「宮田選手のリカバリーできるところがない。今(五輪出場が)ダメになった。4年後はどうなるか分からない。今19歳やのに、一生、タバコを吸って人生を台無しにしたというレッテルと闘って、はがせなくなるじゃないですか。それがなんとも言えない思いになりますね」とおもんぱかった。

また、元経済産業省官僚で経済評論家の岸博幸氏(61)は、「率直な感想を言うと、ちょっと厳しすぎるんじゃないかなと。大学生なんかだと(飲酒や喫煙が)発覚した場合、退学にはならない。せいぜい休学ぐらい。それを考えると、4年に1度の舞台で、本人からの辞退とはいえ、言ってもしょうがないとはいえ厳しすぎる」と話した。

MCのフリーアナウンサー石井亮次(47)が「どうすればよかったですか?」と聞くと、岸氏は「本番まで厳しいペナルティーがあるとか、オリンピックの後にボランティアをやるとか、いろんなやり方があったんじゃないのかな」と考えを明かした。

また、「世の中がコンプライアンスを大事だってことばかり言って、ルールに違反した瞬間に『ワンストライク、アウト』っていう風潮もどうなのかな」と疑問も呈していた。

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