東京都知事選で、約165万票を獲得して2位に入った前広島県安芸高田市長石丸伸二氏（41）が21日、テレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」（日曜正午）に出演。首長に必要な資質に関して議論を交わした。
この日は「無党派層で日本は変わる？」と題し、石丸氏が緊急参戦。ビートたけし、東国原英夫氏、阿川佐和子の他、ゲストで政治ジャーナリストの田崎史郎氏、TheHEADLINE編集長の石田健氏らも出演した。
昨今相次ぐ首長の失言や暴言の撤回に関して、石丸氏は「『撤回する』という事に違和感を感じる。なかったことにはならない。安易に使う人が多い」とコメントした。
続けて「特にSNSで投稿して削除して終わりという人が多い。消えないんですよ。相手に対して失礼だし、謝って済む事ではないことを認識した方が良い。だからこそ、揚げ足取りや一部の切り抜きで伝えるメディアの責任は大きい」と持論を述べた。
さらに「選挙の結果、いきなり組織のトップに付くと揺らいでしまう立ち位置ではある。だが、一番の問題は首長がおかしいと思ったら、議会がすぐに止めないといけない事。普段からなぜけん制できていないのか、議会の体制も問うと良い」とした。