ロックパンクバンドHi－STANDARDやNAMBA69で活躍するボーカル、ベースの難波章浩（54）が22日までにX（旧ツイッター）を更新。脳腫瘍のため闘病してきた父の容体が急変したことを明かし、思いをつづった。
難波は「とても悩みましたが、少し報告させてください」と切り出し、「昨年、母が他界するとほぼ同時に父に脳腫瘍が難しい箇所に見つかり覚悟も必要と言われていました。しかし病院の先生方の治療のおかげで奇跡的に完全に腫瘍が消え回復したのです。（ここまではXなどでお伝えしていました）」と父のがん発覚から闘病の経緯について説明した。
続くポストでは「これから自由に出かけたりしながら、新しい人生を送ってもらいたいと願っていましたが、実は2週間前から突然体が動かなくなり、今は意志の疎通も難しい状況にまでなってしまいました」と現状を報告。「正直、現実の重さに押しつぶされそうになる日々です。いつもこうやって聞いてもらうことで本当に助かっています」と苦しい胸中を吐露するとともに、「父を諦めたわけではありません」と前向きな思いをつづり、「でも父が生きている間にこの状況を留めておきたいと思い報告させて頂きました。ありがとうございます」と感謝の言葉を記した。