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25歳NPO法人理事長 石丸伸二支持者からの誹謗中傷明かす「あなた達が偉くなった訳では」指摘

日刊スポーツ 2024年7月22日 17時11分

NPO法人「あなたのいばしょ」の理事長を務める大空幸星氏(25)が22日までにX(旧ツイッター)を更新。都知事選で2位に入った前安芸高田市長の石丸伸二氏の支持者たちからの誹謗(ひぼう)中傷を訴えた。

大空氏は石丸氏と14日放送のフジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜午前7時30分)で激論を交わしていた。大空氏はXを通じ「石丸支持者の皆さん、しつこすぎます。事務所に電話をかけてきたり、関係のない投稿にまで誹謗中傷を送ってきたり。さすがに度が過ぎている方が多すぎる」と訴えた。続けて「石丸さんご本人は躍進されましたが、誹謗中傷しているあなた達が偉くなった訳ではありません。何か勘違いしていませんか。自制してください」とつづった。

さらに「溜まっていた事を言いました。一部の過激な石丸氏支持者の事についてはもう触れません。伝わったと思うので。いきなりの連投、失礼しました。冷静ですのでご安心ください。誹謗中傷や名誉毀損、ダメなものダメ」と締めくくった。

14日の番組内では、石丸氏が安芸高田市長時代にX(旧ツイッター)上で恫喝を受けたと主張をしたことについて、山根温子市議(68)が市と石丸氏に損害賠償を求めた訴訟で、昨年12月に広島高裁が、市に33万円の賠償を命じた1審判決を支持した裁判も例示された。石丸氏への賠償責任は棄却され、石丸氏個人は上告の意思があることも紹介された。

日本の司法は「謝らせる」という判決は出せないことが例示された上で、石丸氏は、権力側に立つ立場として謝罪の意思を聞かれると「完全にケースバイケースですね。権力者としてどうふるまうべきか、というのは私なりに考えがある。ただ、今回の事例で言えば、政治家同士ですよ、二元代表制の両側で話をしていた、しかも議会の中で。そこに立場上の優劣はない」と断言。一方で「市民と(の訴訟)なら、司法の結果を受けて行政として謝罪、はあるかもしれない」と持論を述べた。

大空氏から、都知事選の獲得票を念頭に「165万人のために謝る」という選択肢を取ることを提案されたが、石丸氏は「165万人というのは、これまでの石丸伸二があって支持されている。これまでの石丸伸二を今更変えられない。それは今、私が申し上げた通りのポリシーなんですよ。これは昨日今日取って作ったキャラじゃなくて、この4年間、何ならそれまで37年間生きてきて市長になって、できあがったキャラクターなので、そこは今更、自分の中で一貫性をゆるがせられない」と信念を貫いた。

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