お笑いタレントのとにかく明るい安村（42）が21日、TBS系「情熱大陸」（日曜午後11時）に出演。身内でもめられることを嫌い、トラウマがあることについて理由を明かした。
今年5月31日、英ロンドンに呼ばれた。安村が世界的に認められた英国版ゴットタレントに特別ゲストとして招待されたのだ。視聴率69％を記録したことのある国民的なオーディション番組。会場についていきなり、控室で「外には出るな」との注意をなされた。シークレットゲストのため、すぐ外には顔見知りの審査員たちも出歩いているため、用心のためクギを刺された。
1年が経過してサプライズゲストとして呼ばれたことについて「うれしいッスよね」と話し「だって、ダメなヤツなら呼ばれてないですよね。良かったってことですよね、去年が。出てきて盛り上がるだろうって計算が立ってるってことですよね、番組側が…めちゃくちゃうれしいですよね」と改めてかみしめるように話した。
昨年、安村は「旅行気分だった」と振り返るが、今年は今年は1人の芸人として出演することに喜びを感じるという。完全シークレットのため楽屋で9時間待ちだった。「何時間待ちでイライラはしない。モメたくないです」と話した。「若いときに芸人と作家がモメたりしてその部屋から出ないといてもたってもいられない」と思い起こした。
そして「何でだろうと思って考えた。親が小さいときにめっちゃケンカしてたんですよ。なんかコップとかぶん投げたりしてたんでオヤジが。それがなんか嫌な思い出になってて…あるとしたらそれかな」と話した。
その後、客席後方からもみくちゃにされ細い通路を練り歩いてパンツ一丁でサプライズ入場して拍手喝采され、根強い人気が実証された。