沢口靖子(59)主演のテレビ朝日系ドラマ「科捜研の女season24」(水曜午後9時)の第4話が24日に放送され、平均世帯視聴率が6・6%(関東地区)だったことが25日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は3・7%だった。
同作は現行ドラマの最多シリーズ記録を更新する科学捜査ミステリーの先駆けで、シーズン24を迎えた。沢口は京都府警科学捜査研究所(科捜研)法医研究員・榊マリコを演じる。
◆第4話のあらすじ
榊マリコ(沢口靖子)は京都府警本部長・佐伯志信(西田健)の依頼で、ネットで“幽霊屋敷”と話題の廃屋を調べることになった。うわさのせいで不法侵入が止まず、警察にも苦情が相次いでいることから“心霊現象など存在しない”と、科学で証明して欲しいというのだ。
深夜、涌田亜美(山本ひかる)、加瀬淳平(加藤諒)とともに幽霊屋敷に乗り込んだマリコは、心霊現象を次々と科学で解明。その検証動画を京都府警のサイトで発信する。
ところが、マリコたちが撮影した動画に霊や人だまが映っているというコメントが相次ぎ、幽霊屋敷はさらに注目を浴びてしまう。 しかもその直後、廃屋の元住人・屋敷隆(ムラサトシ)が、敷地内で遺体となって見つかる。遺体は目、耳、鼻から流血していたが首を絞められた痕はなく、後頭部には打撲創が残されているなど、謎だらけ。
廃屋を管理する不動産業者の渡会美咲(倉嶋かれん)によると、彼は3年前まで幽霊屋敷に母、妹の真奈美(森脇英理子)と暮らしていたという。だが、母が他界し、真奈美が結婚したのを機に、ひとりで住むには広すぎるとアパートに引っ越していた。アパートの大家・大河原修三(宇梶剛士)に聞くと、家賃も滞納気味だった。
その後、屋敷の変死事件は“呪われた死体”として、またしてもネットで話題となる。また、彼の遺体を調べた科捜研メンバーにも恐るべき事態がふりかかる。果たして、幽霊屋敷で起きた事件の真相は?