お笑いコンビ、霜降り明星の粗品（31）が23日までに自身のユーチューブチャンネル「粗品のロケ」で、総合MCを務めたフジテレビ系「FNS27時間テレビ 日本一たのしい学園祭！」内の「さんまのお笑い向上委員会」を振り返る一幕があった。
粗品は「27時間」翌日の22日午前に「27時間テレビの粗品にダメ出ししまくった」と題した約20分の動画をアップ。21日午後10時40分頃には動画撮影を始めたと明かした。動画内では動画スタッフからの「気になる点」について1つ1つ、ていねいに答えていった。
スタッフからは「向上委員会」について質問された。本来のMC明石家さんまをゲスト席に追いやり、MC席には粗品が君臨。スタッフから「さんまさんの勢いを止めきれず、何にもせんままCMに行って、気づいたら粗品さんがもう元の席に戻ってたというのがありました」と指摘された。
粗品は「なるほど、なるほどそう見えてたか。確かにな、これちょっと話せば長くなる」と前置きした上で「結構俺、最初入れていってたやん。さんまさんへもちょっと行こうかと。さんまさんが俺に言ってたからな。ラジオで粗品に説教したろうかと。そのアンサーみたいなんをしに行って。うーんみたいになってんけど」と切り出した。
そして「さんまさんもパワーあったから、やっぱ俺がスンって座ってたな最後」と認めた上で「最初のは良かったんけど、その陣内さんのバイオレンスなノリが始まってから、俺がその主役になりたかってん」と打ち明けた。
その日の向上委員会では陣内智則がゲスト出演。6月の同番組内でピン芸人永野との殴り合いがあったため、当日も陣内が永野絡みで周囲からイジられていた。
粗品は続けて「その日、俺がうわ～っていってみんなに止められるみたいなのが、陣内さんがわ～ってわりといって。他の人も暴力が多めやったから。俺は、じゃあ今日ちゃうんかと。今日じゃないんか、その日は、っていう感じで引いたっていう言い訳もある、確かにな」と弁明した。
粗品は「向上委員会」で「宮迫×」と書かれたプラカード持参で「僕はアンチ宮迫」と宣言し登場。「宮迫とバチバチやって…」と言うと、陣内智則から「待て!（宮迫）さんや！」とツッコミが入った。さらに「宮迫とバチバチやってるときに、さんまが…」とさんまをまさかの呼び捨てし、スタジオは騒然。「ラジオで粗品にはちょっと説教せなあかんて。アレなんやねん」とさんまに投げかけた。その瞬間、さんまから頭の髪をわしづかみにされ、再びスタジオ騒然。それでも粗品は気落ちせず「西川のりおとか、嘉門タツオとかも。粗品のアレには愛がないとか。み～んな老害！」とバッサリ切り捨てて、話題となっていた。