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杉良太郎、平均年齢83歳のダンスユニットを称賛「皆さんのお年になった時に、同じように…」

日刊スポーツ 2024年7月23日 14時49分

俳優の杉良太郎(79)が23日、都内で行われた「知って、肝炎プロジェクト 健康デー 2024」に出席した。厚生労働省健康行政特別参与の立場として登場。「ダンスで健康を、世界に発信!」というテーマを踏まえ、肝炎対策特別大使を務めている妻で歌手の伍代夏子(62)とともに健康についてのメッセージを発信した。

「ダンスはもともとリズムが体に入っていかないと手も足も動かない。高齢になっていくほどリズムがとりにくい。リズムが体に入っていくことが大事」と説明。さらに「音楽に遅れまいとする。緊張とかプレッシャーに勝つ。そういう状態が、他の運動とは違うものがある。そして人に見てもらって、拍手をしてもらう。自分もやってみたいなと思わせる。それが魅力です」と伝えた。

「以前ステージに立つときに、必ずバックダンサーがいた。自分はダンスが得意じゃないんだけど、ダンスの世界にスポットライトが当たるべきだと思っていた。ダンスをする人が報われるような世の中にならなきゃいけないんだと思っていた」と振り返った。

会場では、95歳と92歳のメンバーを含む平均年齢83歳のダンスユニット「OYAじ~Z」がパフォーマンスを披露した。杉は「皆さんのお年になった時に、同じようにやれるかというと…。今から気を確かに持たないと、と思いました」と称賛した。

伍代も「私たちも、なかなかの年で。若く見ていただきますけど」と苦笑しつつ、「体を動かすことで病気が治るとは思わないですけど、病気になりにくくはなると思う。血流を良くしたり、関節を動かしたり。転びにくくなって」と呼びかけた。次々とパフォーマンスを披露したD.LEAGUEのプロチーム「LIFULL ALT-RHYTHM」や、品川エトワール女子高ダンス部の「EDC family」などの姿を見て、「若い方も一緒になることで、すごく刺激になる。励みになるんじゃないかなと思う」と述べた。

また伍代は「杉さんももっと体を動かしてほしい。結婚してから『社交ダンスやらないって?』って誘っても『絶対やだ、死んでもやだ』って言って…」と告白。「健康ダンスを覚えて。OYAじ~Zの皆さんを見習ってほしいです」と訴えた。杉は「えらいことを…」と目を丸くして、笑いを誘っていた。

武見敬三厚労相も出席。「杉良太郎さん、長年にわたってこういった活動をされて、貢献していただいて。この場を借りて、あらためてお礼申し上げたい」と感謝を伝えた。一卵性3つ子パフォーマーの佐藤三兄弟らも出席した。

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