歌手小林旭（85）が23日、NHK総合「うたコン拡大版」出演し、企業名や固有の自動車名が歌詞に入ったヒット曲「自動車ショー歌」を熱唱した。小林の公式Xでは、以前はNHKで歌えなかった同曲が、現在は歌唱OKとなったことが明かされた。
小林は冒頭で黒いスーツに黄色のシャツの粋なコーデで登場。85年の大ヒット曲「熱き心に」を熱唱すると、中盤では「昔の名前で出ています」「ダイナマイトが百五十屯」に続けて「自動車ショー歌」を歌い、大きな拍手を浴びた。
放送のタイミングで、小林のXも更新され「自動車ショーカ NHKで昔はダメだったこの歌も、令和の今はOKだそうです」と報告。「打ち合わせで最初に選曲聞いた時、今沢山タイムラインで上がってるように本人もスタッフもえ？NHKさん自動車ショーカ大丈夫なんですか？！って聞いちゃいましたよ(笑)」と内幕を明かしながら「メドレー楽しんで頂けましたか？ご観覧ありがとうございました」と呼びかけられた。
SNSでは、同曲の公共放送“解禁”に驚きの声も。また、「今ならプレイバック パート2も普通に歌えるんですね」「百恵ちゃんの真っ赤なポルシェも聖子ちゃんの右手に缶コーラもいけるのか！」など、同じく車名が歌詞にある山口百恵さんの「プレイバック part2」や松田聖子の「渚のバルコニー」に触れる声もあがった。
小林はトーク場面では、健康法について「筋トレ」「肉料理主体の食生活」などと紹介。「何となくハートから、今日は筋肉を鍛えろ、今日はメシを食え、今日は女と…」と“暴走”し、MC谷原章介に「何を言って…元気ですね！85歳」と止められる元気な一幕も。歌い続ける理由について「歌うこと自身が楽しい。その楽しい時間を分かって、一緒に付き合ってくださる皆さんがいる間は、とにかく一生懸命歌っていこうと思っています」と話していた。