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松坂桃李が東野圭吾作品を朗読「怖さもあった」高橋克典は“息”で芝居も「全て切られました」

日刊スポーツ 2024年7月24日 16時10分

松坂桃李(35)が24日、都内で行われた、東野圭吾氏初オーディオブック「誰かが私を殺した」完成披露発表会に登壇した。

同作は東野氏が音声コンテンツ配信サービス「Audible」に書き下ろしたオリジナル作品。累計1400万部を突破した人気ミステリー「加賀恭一郎シリーズ」の13作目となり、「Audible」でオーディオブックが独占配信される。

イベントには朗読を務めた松坂、寺島しのぶ(51)、逢田梨香子(31)、高橋克典(59)が登壇。国重辰真役の松坂は「僕の声で(登場人物の)イメージが1つに集約されてしまう怖さもあった」としつつ、「デビュー間もないときに『加賀恭一郎シリーズ』作品に出演させていただいた。時間を経て改めて参加させていただけるのが光栄です」と喜んだ。

会場では朗読シーンの一部が流れた。冒頭の寺島の朗読に松坂は息をのみ「すごい…。オーディオブックって家事とか何かをしながら聞くことが多いけど、これは手が止まりますね」。高橋も「すごくいいわぁ。寝る前には聞きたくないね、先が楽しみになって眠れなくなる」と絶賛した。

国重塔子役に加え、ナレーションも務めた寺島は「ト書きとセリフの変わり目をどうやってやるのか、役者の声ってそれぞれ個性があると思うけど、感情過多になりすぎないように聞く人主体で考えました」と語った。

また、加賀恭一郎役の高橋は「ハードボイルドっぽい雰囲気をつくって『ふーん』とか息の芝居も入れたんですけど、見事に全て(編集で)切られました」と笑いを誘った。新澤楓役の逢田は「キャストの皆さんのお名前を伺ったとき背筋が凍りました。身が引き締まる思いで、とても緊張しながらやらせていただきました」と明かした。

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