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山崎まさよし、自分は「緊張しい」「投げ出しがち」も26歳下・酒井大成の真っすぐな姿勢に刺激

日刊スポーツ 2024年7月24日 16時36分

シンガー・ソングライター山崎まさよし(52)が24日、都内で行われた、主演のMBSドラマ「三ツ矢先生の計画的な餌付け。」(25日スタート、木曜深夜1時29分)制作報告会見で、自らを「緊張しい」と評した。また「僕、投げ出しがち。『できるかぁ!』と…」と自らを評した上で、ダブル主演の酒井大成(26)の芝居に向き合う姿勢に「心打たれた。向き合い方もすごい。尊敬しました」と26歳下の若手俳優から刺激を受けたと明かした。

「三ツ矢先生の計画的な餌付け。」は、20年から22年まで「マンガよもんが」(ぶんか社)で連載された、松本あやか氏原作の人気漫画の実写ドラマ化作品。山崎にとって、地上波の連続ドラマでの主演は1998年(平10)の日本テレビ系「奇跡の人」以来26年ぶり。劇中では大人の色気をまとった50代イケオジ有名料理研究家・三ツ矢歩を演じる。雑誌のコラムやテレビのコメンテーター、エッセイストなど、あらゆる分野で活躍している一方、同性愛者であることを公表しているが、現在は恋人なし。古い一軒家に愛犬とともに暮らしている役どころだ。酒井は、元球児でピュアでまっすぐな女性向けファッション雑誌の編集者・石田友也を演じる。三ツ矢が作る、おいしいごはんと丁寧な生活で、石田が心を寄せ、ひかれ、心を通わせていくヒューマングルメラブストーリーだ。

山崎は、験担ぎをするかと聞かれ「緊張しい、なんですよ…これで。大きい舞台の時は、人って書いて…何回か、飲んだり。そんなもんです」と自らの一面を明かした。その上で、俳優業について「映像の現場に行った時って、監督に身を預けるくらいしか、方法論がないんですよね」と、本業がシンガー・ソングライターである自身の、芝居への向き合いについて語った。一方で、酒井については「彼はすごい、『頑張りましょうね』『走りましょうね』と、と言うのに励まされたかも知れない。彼の足を引っ張ったら、あかんなと思った」と、芝居に向き合う姿勢をたたえた。

酒井は、所属事務所レプロが21年末から22年にかけて行った「レプロ30周年主役オーディション」に合格。スーパー戦隊シリーズ第47作目となる23年のテレビ朝日系「王様戦隊キングオージャー」に5000人の中からクワガタオージャーことギラ・ハスティーに選ばれ、主演。「三ツ矢先生の計画的な餌付け。」は、それ以来の初主演ドラマとなった。

山崎について聞かれた酒井は「大先輩、レジェンド…最初はむちゃくちゃ、緊張していた」と、日本を代表するシンガー・ソングライターである山崎との初対面を振り返った。一方で「現場で、おちゃめな山崎さんだったり…ずっとダジャレを言っていたイメージ。現場の雰囲気を明るくする手段だと分かっていた。根っこの強い山崎さんも見、頼もしい…ついていこうという気持ちだった」と、撮影現場での山崎の振る舞いに感じる物が多かったと強調。「根っこに揺るぎないものを持っている方。こういう年の取り方をしたい」と“人生の教師”にしていく考えを示した。

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