スターダストプロモーション所属の男性アーティスト集団の特集連載「月刊EBiDAN図鑑」。今月はデビュー5周年となる7人組グループ、原因は自分にある。の登場だ。今月5日に新曲「P－P－P－PERO」（ペロ）をリリースしたほか、11月には昨年に続く2度目のアリーナ公演開催も決定。世の中の人、全ての生活の“原因”となり、ゲンジブ旋風を巻き起こす。
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「P－P－P－PERO」は大倉空人（22）が声優として出演するアニメ「エグミレガシー」の主題歌にも起用されている。テーマは“ペロペロポッピンクリーミーKAWAIIソング”で、大倉は「かわいいポップチューンになっていますが、アニメのキャラクターの狂気さも読み取れたり、振りは僕らの前作の『Mania』ともリンクしていて、そういうつながりもある作品です」と説明。小泉光咲（21）も「サビは中毒性があって、フルCGで撮ったMVも面白くかわいいものになっています。ぜひ見ていただきたいです」とPRした。
7日には都内で「夢現の続き」と題した5周年記念公演も開催。さらにギアを上げ、11月に横浜・ぴあアリーナMMで行う公演へと臨む。吉澤要人（21）は「5年間活動して得たものも多かったですし、現時点での集大成をみせたい」と意気込み「今後はもっとグループ名のように行動で具現化して、新しい時代を築いていくグループになっていきたい」と話した。
アリーナ公演初挑戦の昨年はセンターステージでのパフォーマンスやトロッコに乗っての演出など、メンバーも初体験の部分が多くあった。桜木雅哉（18）は「去年はまだまだだったなと思いますし、今回は2度目。みなさんにも認めてもらえるパフォーマンスをしたい」と力を込め、杢代和人（20）も「もっと上のステージに立てる未来が見えるようなライブにしたいです。タイトルも『白昼夢への招待』ですし、ファンの方へ夢を届けたいですね」。
EBiDAN全体としてはテレビ東京系で放送していた初バラエティー「DAN！DAN！EBiDAN！」のシーズン2が7月から開始。武藤潤（22）は「かっこいいだけでなく、こんなこともできるんだという部分を番組を通じて見せていきたい」と語る。長野凌大（21）は「ヒーローになりたいなって最近思うんですよ」と切り出し「（『HERO』のタイトルでツアー中の先輩グループ）M！LKさんの情報もキャッチしていますし（笑い）、僕たち7人の音楽性や俳優活動なども続けていって、どこにいても誰かがテレビなどに映っている状態にしたい。それぞれがみなさんの日常の“原因”になっていけたらいいなと。今後の目標はドーム公演ですし、いろんな活動を頑張って、僕らの音楽が最終的に届く形になればいいなと思っています」と誓った。【松尾幸之介】
◆原因は自分にある。 EBiDAN内でストリートスタイルユニットを作る企画「BATTLE STREET」から発足し、18年12月に初シングル「ebidence」発売。19年7月に正式ユニットとしてデビューし、1カ月後に現名へ改名。「原因」という言葉を前向きにとらえ、活動が世界に新たなものを生み出す要因となることを目指して名付けられた。J－POPやヒップホップなど多様な音楽のエッセンスを取り入れた独自スタイルの楽曲が特徴。ファンの総称は「観測者」。