ミュージシャンの坂本美雨が26日、フジテレビ系「めざまし8」（月～金曜午前8時）に出演。「アーティストによるガザ人道支援オークション」（7月29日～8月4日）の発起人でもあり、「大規模な飢餓が起こっていて、ガザの中にいる人たちは私たちの助けを待っている状態です。私個人が寄付をし続けるのにももちろん限界があります。だから、根本的な解決ではないけれども、今生き残っている人たちにどうにか生き延びてほしいという気持ちでこのオークションを立ち上げました」ときっかけを説明した。
ガザ地区に住む人たちとはSNSを通じてやりとりし、その現状もある程度は把握している。イスラエル軍からの攻撃で約4万人の使者が出ている。「自分の子どもがかわいいと思うたびに死んでいった子どもの映像がパッと思い浮かんでしまう。もう本当にやめてくれ」という気持ちが坂本を動かした。
今回は支援活動をより多くの人たちに知ってもらうため、オークションの実現に動いてきた。アーティストら28人が趣旨に賛同し、衣装や愛用品など58品を出品した。歌手で女優の小泉今日子が自ら描いた絵、父で音楽家の坂本龍一さんが愛用していた帽子、漫画家浦沢直樹のサイン入り海外出版本などがある。
29日からネットオークションが行われ、売上金は支援活動を行うNPO法人を通じてガザに送られるという。