MBSテレビ（大阪市）は26日、8月14日に放送予定だった同局のバラエティー「ゼニガメ」（水曜午後8時）について、放送を延期すると発表した。
同局では「7月17日放送分について、一部事実と異なる部分があると判明したことを受け、現在調査中であるためです」と説明した。
同番組の7月17日放送分をめぐって、同局は翌18日に、放送内容について、一部、事実と異なる部分があったと発表。問題となったのは、買い取り会社に密着するロケVTRで、古い家屋で遺品整理を行い買い取りを行った場面。古い金庫の中から金のインゴットが見つかったが、実際には、それらは当該家屋に元々あったものではない可能性が高いことが分かったという。
同局はこの事態を受け「次回は8月14日と告知しておりましたが、放送延期することを決定しました」と報告。現在も調査中だとし、「引き続き調査を進めてまいりますが、番組で事実と異なる内容を放送したことついて、改めて、視聴者の皆さま、出演者をはじめ番組関係者の皆さまにおわび申し上げます」とコメントした。