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小池百合子知事「本当に大変だった」パリ五輪開幕前に1年延期&無観客開催の東京五輪振り返る

日刊スポーツ 2024年7月26日 18時18分

東京都の小池百合子知事は26日の定例会見で、現地時間26日の午後7時半(日本時間27日午前2時半)に開会式が行われるパリオリンピック(五輪)への思いとともに、自身が指揮を執る立場だった東京2020大会について振り返った。

東京大会は2020年の開催予定がコロナ禍で1年延期され、無観客での開催となり、小池氏は開催都市の長としてさまざまな対応を迫られた。「(東京大会からの)この間、3年間の時間しかなかった。4年のところが3年になった。理由は言うまでもありませんが、東京2020は史上初めて1年の延期をした」と述べ「あのころは、本当に大変でした。職員も大変でしたし、(メディアの)みなさんも大変だったと思う。多くの関係者の協力で、成功に導けたことを思い出す」と振り返った。

その上で「パリ大会の開会式のいろんな工夫などを興味深く見ながら、東京大会は残念なことも多かったなあと思いながらも、無観客での開催をしたことについては、感慨深く思うところです」と、さまざまな混乱を経て開催にこぎつけたことへの複雑な思いを、口にした。「あらためて、多くの課題を乗り越えて成果をあげることの大切さを実感した」とも述べた。

「パリも気温が高い日もあると聞く。暑さ対策が十分に行われる中で数々の競技が繰り広げられる。いろんな工夫がされていますね。大会の成功、日本選手団のみなさま方の活躍を、心から願っています」と、大会全体、日本選手団に向けてエールを送った。

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