歌手の手越祐也（36）が26日、インスタグラムを更新。28日にさいたまスーパーアリーナで開催される総合格闘技イベント「超RIZIN.3」の朝倉未来対平本蓮戦で予定されていた君が代独唱を辞退した件をめぐり、思いをつづった。
手越は、誹謗（ひぼう）中傷やヘイトメッセージなどを受けて君が代独唱を辞退したことでファンから心配の声があがっていたが、「プライベートで会う友人や普段メッセージとかは来ない方から心配のメッセージくるの本当にありがたいしめちゃ嬉しい」と感謝。「俺は大好きな人とやりたいことやるのを生き甲斐にしてるから、マイナスなこととか自分にとってマイナスな人は一切目に入ってもなんとも思わず受け流せる特殊能力持ってるのでただただ毎日今も幸せです」と前向きな思いをつづった。
続けて「でもこうやっていろんな業界や関わったスポーツのファンの方や仕事を1度でもしたことある俺のことを分かってくれてる方からメッセージ頂けるのは本当に嬉しいし心から感謝してます！またぜひ力になれることがあれば呼んで下さい」とアピール。また、「あと最後にこういうことが起こる時にいつもポジティブに思うこと。。」として、「手越祐也いう名前だけで俺が認知されていて、『手越って誰？』ってならない状況は奇跡だと思うので『手越』という珍しい名前と、みんなが認知してくれていて話題にしてくれることを心から感謝と誇りに思います。ありがとう」と、騒動をポジティブに受け止め、ハッシュタグで「#手越流ポジティブメソッド」などと記した。
この投稿にファンからは「手越っちゃんのポジティブ尊敬です」「ポジティブメソッド最高！元気いっぱい貰えました！」「てごちゃんのその特殊能力最高 ほんとに素敵な人過ぎる」などと絶賛コメントが相次いだ。
「RIZIN」の公式X（旧ツイッター）は22日、「朝倉未来VS平本蓮戦における国歌独唱の件に関して」と題した長文を投稿し、「事前に我々から選手サイドへの説明不足もあり、大きな反発を招くこととなってしまいました。加えて選手からの一方的な発情に乗じた人たちから手越さんへ直接、誹謗中傷やヘイトメッセージがSNSで送りつけられる事態となり、多大なるご迷惑をおかけすることとなりました」と事情を説明。それを受け、手越サイドから「あくまで試合や選手が主役。ボクは少しでもそれを盛り上げられればという思いで引き受けた。しかし、それが望まれていないのであれば今回の国歌独唱は辞退させてほしい」という話があったことを明かし、手越による国歌独唱を取りやめると発表していた。