パリ五輪を中継するNHKで「アスリートナビゲーター」を務める体操界のレジェンド内村航平さんが26日、NHK「パリオリンピック2024 開会式直前スペシャル」にパリから出演。2連覇を目指す橋本大輝（セントラルスポーツ）にエールを送った。
同番組はナインティナイン矢部浩之、岡村隆史、ゆず北川悠仁、吉田沙保里がスタジオに登場。パリからは内村さんとパリと日本の2拠点で活動する女優の杏が出演した。
開会式を直前に控え、内村さんは「開会式は、選手時代に出たことも見たこともないので、何がユニークかも分からないんですが、どういった演出が出るのか楽しみです」と苦笑した。
橋本の練習は「代表合宿、普段の練習場にも見に行くことがある」とした上で「直前に指のけががあって、少し心配だったんですけど、一昨日練習を見て、問題はなさそうだなと思いました」と安堵（あんど）の表情を見せた。
練習場では「彼にはもう言うことが無いんですけど、本人では気づけないくらい細かな部分を伝えるようにしている。骨の使い方を言ったりしています」とコメントした。
団体戦のライバルは中国だといい「すごく強敵なんですけど、昨年世界選手権優勝しているので、日本の美しい体操と着地を武器に、かなり今のところは有利だと僕は見ています」と期待を込めた。