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開会式セーヌ川パレードは日本の船乗り込み参考?桂南光が“珍説”「バッハさんが日本で見て…」

日刊スポーツ 2024年7月27日 13時10分

落語家桂南光(72)が、27日放送の読売テレビ「あさパラS」(土曜午前9時25分)に出演。パリ旅行中に、IOC(国際オリンピック委員会)のトーマス・バッハ会長と偶然会ったことを明かした。

番組では、この日から開幕したパリ五輪について特集。今年6月に11日間ほどパリを旅行した南光は、「オリンピック関係なく、ちょっとパリで過ごしたいなと思って行ったら、もう準備でいっぱいで…」と振り返り、市内の警備体制については「(当時は)そんなにすごくなかったですよ。我々が帰ってからすごく厳しくなったみたい」と話した。

パリ五輪の開会式では、各国の選手団がセーヌ川を船でパレードしたことが話題になった。

南光は、「『すごい、初めてのこと』って言うけど、日本では昔から道頓堀でも江戸の方でもそうですけど、『船乗り込み』って言って、歌舞伎とか文楽とか、噺家(はなしか)が、船でワーって(乗って)行ってた。なので、あれはバッハさんが日本で(船乗り込みを)見てて採用したと思う」と“珍説”を披露して笑わせた。

実際、南光が本拠地とする大阪では、約1カ月前に、歌舞伎俳優片岡仁左衛門らが乗り込んで、初夏の風物詩「船乗り込み」が道頓堀川で行われており、賑々しく川でのパレードが行われていた。

また、南光は、パリ滞在中にフォンダシオン・ルイ・ヴィトン(ルイ・ヴィトン財団美術館)で行われていた画家アンリ・マティスの展覧会を訪れて鑑賞していた際のエピソードも告白。鑑賞していると「そこへ10人ぐらい来はったんですよ。私と背が変わらんオッサンが、ポンと(肩が)当たって、見たらバッハさん」と、偶然バッハ会長に遭遇したという。

「ボンジュール」とフランス語でバッハ会長とあいさつを交わした南光は、その後、会長一行の様子を思わず観察。「バッハさんの横に奥さんがいて、学芸員の人がマティスの絵を説明してはるねんけど、奥さんばっかりが質問。バッハさんはよそ見ばっかりしてた」と、絵にはあまり興味なさげな様子だったことを明かしていた。

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