タレントで歌手南野陽子（57）が27日、フジテレビ系「オールナイトフジコ」（土曜午前1時10分）に生出演。バラの花のロングドレスをまとって1988年のヒット曲「吐息でネット。」をスタジオで生歌披露した。
画面には「南野陽子降臨！」とテロップが打たれ、肩を出したゴージャスなバラの花柄のドレスで南野がマイクを持って登場した。MCで元テレビ東京社員のフリーディレクター佐久間宣行氏（48）が「急すぎる、な、なんで出てくれたんですか」と質問すると、南野は「オリンピックの開会式と間違えて来ちゃいました」と、ちょうど裏番組で生中継されたパリ五輪の開会式と勘違いしたというボケで、スタジオを笑わせた。
ただ即座に南野は「ウソです、ウソです、フジっこなんで」と1984年秋に日本テレビでドラマデビューしているものの、ブレークしたのはフジテレビ「スケバン刑事2少女鉄仮面伝説」の主人公だったこともあって、フジテレビ愛を言葉に込めた。
佐久間氏から「アイドルの大先輩として、フジコーズに何かアドバイスがあれば」との突然のフリに、メンバー10人以上が並ぶ後方を振り返り「いやー、何もない」と言った直後に、「流されないように」と笑顔で忠告した。
佐久間氏はズッコケながら両手をたたいて「ちゃんとしたアドバイス」と喜んだ。オズワルド伊藤俊介（34）は「もうすでに流されて脱がされているのが何人かいますからね」と、グラビア出演などしているメンバーがいることをオーバーアクションで伝えた。