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茂木健一郎氏、パリ五輪開会式を評価「開放感がすばらしい」「ここまで自由にやっていいんだ」

日刊スポーツ 2024年7月27日 17時35分

脳科学者の茂木健一郎氏は27日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、26日夜(日本時間27日未明)にパリ中心部のセーヌ川を舞台に行われたパリオリンピック(五輪)の開会式を「すばらしい」と評価した。

「パリ五輪の開会式、ここまで自由にやっていいんだという開放感があってすばらしい。形式化、マンネリ化していたのがすべて吹っ飛んだ感じ。考えてみると、近代オリンピックの創始者、クーベルタン男爵はフランスの方で、IOCの第一公用語はフランス語。『創業家』だからこそ五輪を再定義できる」と投稿した。

別の投稿でも「日本では、コロナ禍での東京五輪のトラウマや、不祥事もあって、五輪に対してネガティヴなイメージもあり、それもあって札幌への冬季五輪招致も進んでいないけど、なんでもありのパリ五輪の開会式を見ていると、人間は本来もっと自由でぶっ飛んでいいんだ、いろいろやっちまえよ、と思えるね(笑)」とポストした。

開会式について、ネット上では「さすがフランス」がトレンドワードになるほどだった。茂木氏は、フランスらしさが強く押し出された演出がこれでもかと繰り広げられた開会式を、好意的に評価した。

開会式の演出の中では、フランスを代表する高級ブランド、ルイ・ヴィトンの工房の様子が映像で流れたり、ルーブル美術館やオルセー美術館、パリ市庁舎などの観光名所も次々に登場。フランスの飛行士で小説家のサン=テグジュペリが描いた「星の王子さま」や名画「モナリザ」、ミロのビーナスなども登場。ファッションの都パリを象徴するように、橋の上で「パリコレ」のようなファッションショーも行われ、 クライマックスでは、歌姫セリーヌ・ディオンが、エッフェル塔で「愛の賛歌」を熱唱した。

フランス革命で斬首となった王妃マリー・アントワネットを想像させるドレス姿の女性が「生首」を手に登場する演出などもあり、SNSでは賛否両論のコメントが寄せられている。

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