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セリーナ・ウィリアムズが船酔い? 転倒寸前シーンも パリ五輪の聖火運ぶ船上でアクシデント

日刊スポーツ 2024年7月28日 9時36分

26日に行われたパリオリンピック(五輪)開会式で聖火リレー走者を務めた米女子テニス界の元スター選手セリーナ・ウィリアムズ(42)が、聖火を運ぶ船の上で吐きそうになっていたと英サン紙などが報じた。

史上初めてスタジアムの外で行われ、市内中心部を流れるセーヌ川が舞台となった開会式の終盤、サッカー元フランス代表ジネディーヌ・ジダン氏から今季限りで現役引退を表明している男子テニス08年北京五輪金メダリストのラファエル・ナダル(スペイン)へと聖火が引き継がれた。ナダルは、元体操女子のナディア・コマネチさん(ルーマニア)、元陸上界のスター選手カール・ルイス氏(米国)、そしてウィリアムズと共に船に乗り込み、セーヌ川を移動。レジェンド4人が聖火を手にクルーズする演出が話題を呼んだ。

しかし、激しい豪雨に見舞われ、荒波と猛スピードで船はかなり揺れていたという。救命胴衣を着用した4人は、立って沿道に向かって手を振って楽しんでいるように見えたが、ウィリアムズが突然具合が悪そうな表情を見せて口に手を当てたと同紙は指摘。映像を見たファンからは「船酔いで吐きそうになっている」との声が相次いだと伝え、「吐きそうだったと確信している」と報じた。また、船上でウィリアムズが一瞬バランスを崩し、コマネチさんが腕をつかんで助ける場面も見られたと伝えている。

英ミラー紙も4人は平静を保とうとしていたが、船の揺れの影響を受けずにはいられなかったと伝え、ウィリアムズは危うく転倒するところだったが、素早く腕をつかんだコマネチさんに救われたと報じている。さらに、X(旧ツイッター)で「セリーナは船酔い? それとも酒に酔っている?」など、船酔いを疑う声が相次いでいることも伝えている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)

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