石原良純(62)が29日、コメンテーターを務める、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演。女子52キロ級の妹詩(24=パーク24)の2回戦敗退に言及した。
石原は「自他共にみんな絶対に阿部詩は行くと思っていて。戦い方もあの一瞬で決まった。一二三選手が『東京からの3年、つらい道でした』と。ということは、詩さんもすごくつらい道を歩んできた。どれだけ努力されて…」と思いやった。
試合後に畳を下りると、コーチの胸で大きく声を上げ泣き叫んだ。その姿を「これを見せない方がいいってSNSで出ている」とした上で「だけど、これを含めてこれが努力のかい、3年間の戦いのかい。勝負だから残酷なところもあるけど、僕はこういう姿もオリンピックの1ページだなって」と話した。
続けて「始まったばかりだけど、もしかしたらこのシーンが今回のオリンピックで一番印象に残るシーンなのかもしれない。僕らでさえ悔しかった。残念だったけど、これは本当に印象的なシーンだった」と話した。
また、日本柔道8人目となる五輪2連覇を達成した、東京五輪金メダルの阿部一二三(26=パーク24)には「本当にすごいこと」と祝福。その上で「メダルをとる事がどれだけすごいか、会場はわかっているからこそ、「ウタコール」があったり拍手があったんだと思う」ともコメントした。